ITTO,FAO,APFNetが林産物統計に関するインド中国地域ワークショップを共催
2014年10月3日
ITTOのエマニュエル・ゼメッカ事務局長は、開会の挨拶で、信頼できる、時宜を得た統計が熱帯木材セクターの経済情報及び市場調査能力を向上させ、国内経済への貢献度を高める適切な政策を策定するために重要であることを強調しました。
ワークショップの初日と二日目は、参加国のデータ収集、検証の向上に焦点が当てられました。また、この地域の貿易パートナー間での貿易の矛盾について話し合い、解決策を探るよい機会でもありました。参加者は統計の質を高めるための自らの体験や解決策を発表し、貿易の矛盾を解決するための協力を強化することを誓約しました。
最終日には、木材をベースにしたパネル工場を2箇所訪れ (Yunnan Yujiabao Artificial Wood Co., Ltd aと Kunming Xinfeilin wood-based panels Co., Ltd)、木材フローリング、木材パレット及び家具工場を見学しました。
ワークショップは木材製品に関するデータ収集の国際協力を強化するよい機会となり、さらにデータの質の向上に関するITTOとFAOの協力体制を強化しました。
ワークショップの開催中、ITTOのゼメッカ事務局長は APFNet のチュ・グリン事務局長と会い、ITTOとAPFNet の協力を推進するための話し合いをしました。
ワークショップの開始前の9月15日、北京において、ゼメッカ事務局長は中国の 国際協力の責任者である商務省の副大臣のワン・ショーウェン氏と会合し、ITTOと中国政府との協力を推進し強化するための話し合いをしました。